ジョーカー/SFDK

設計/施工:RMC
最高高度:30.5m
最高速度:85km/h
コース全長:975.5m
最大傾斜角度:78度
安全装置:ラップバー、シートベルト
定員:4名×6両 24名 最大2編成運転
総工費:780万ドル
乗車時間:2:00
最大プラスG:3.4G
周回数:1
乗車制限:身長48インチ以上
営業期間:2016/5/30-

RMC製I-Boxトラックコースター。1999-2015の間稼働したGCI製木製コースター、ロアーを改修して作られました。

RMCハイブリッドが初めて作られたのは2011年、シックスフラッグスオーバーテキサスのニューテキサスジャイアント。それから5年経ち、シックスフラッグスマジックマウンテンのコロッサスなどもまあ、アイコニックではあるけど古さはあり、仕方ないと思っていましたが、ついに90年代のGCI木製もか、と思ったのを覚えています。

RMC製コースターらしいスムーズな乗り心地と素晴らしい浮き、逆バンクにゼロGストールと盛りだくさんの、大変楽しめるコースターです。もちろん、同園では断トツ1位のコースターと言えます。ファーストドロップがロアー譲りのやや曲がり落ちになっている点や、ステップアップアンダーフリップと呼ばれるゼロGロールからカーブに転ずるような動きが比較的レアと言えます。

一方で、もうこれは、白鯨を知ってしまった日本人の宿命になってしまったのですが、白鯨の下位互換と言い切っていいかと思います。もちろん、これにしかない上記のような動きもあり、また、乗車も後ろ寄り1回限りのため、実は先頭が最高!などの可能性も否めませんが…

便宜上白鯨を例に出しましたが、ウィケッドサイクロンやツイステッドティンバーズなど、近い規模でももっと小刻みな動きや個性を持つコースターと比べても印象に残りづらく、それぞれベースとしては一線級の、極めて高レベル同士の争いではあるのですが、その中ではまあ、標準機と言えるかと思います。(乗り手側が慣れてしまった、というのも、あると思います)

同じ時期に他のシックスフラッグスパークには同名のS&S製フリースピンコースターが導入されていますが、同園にはこのジョーカーが先に設置され、そちらは2019年にバットマンザライドという名称(シックスフラッグスフィエスタテキサスに設置された1号機と同名)で設置されています。ややこしいですね。

初乗車:2023/6/24
乗車回数:1回 総合評価:☆☆☆☆
お勧め乗車:最後尾?

他のシックスフラッグス園では4Dフリースピンなどで使われがちなジョーカーがここの目玉です。
土曜日の来園は悪手でした!約1時間待ち!
ホームにストレージはありませんと書いてありますが…
ウエストポーチも不可と書いてありますが…
一般的なRMC車両です。
スーベニアカップとウォーターボトルのみとのことですが、みんな荷物普通に置いてました。
左に曲がりながらスタートします。
キャメルバックを1つ経て右カーブ、巻き上げへ。この後ももう数個キャメルバックがあるのですが、白鯨などと比べると大人しめな滑り出しです。
高さ30mということで、やや小型ということになります。
ファーストドロップは落ち始めはフラットですが途中で右に曲がっていきます。
このファーストドロップはちょっと珍しい動きで、早速、お!となります。
ステップアップアンダーフリップという希少な回転エレメントへ。体感的には、ゼロGロールしてそのままカーブするだけです。(体感的には、というか、つまりそうでは?笑)
続いてRMCの台頭ですっかりお馴染みになったゼロGストール。やや小ぶりです。
ここはいいですね。左に少し振ってから右に大バンクターン!こういう動きが中小規模RMCの醍醐味だと思っています。
この後は低い位置でキャメルバックと大バンクカーブが続き、バレルロールが1回あります。
ホームに戻る前に屋根付きの車庫を通過するあたり、元GCI木製だなあと感じます。

・同社製類似機種
白鯨-ナガシマスパーランド
ツイステッドティンバーズ-キングズドミニオン
ウィケッドサイクロン-SFNE
ストームチェイサー-ケンタッキーキングダム

・同社製別機種
ゴライアス-SFGAm
ライトニングロッド-ドリーウッド

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