ボルダーダッシュ/レイクコンパウンス

設計/施工:CCI
最高高度:35m
最大落差:
最高速度:96km/h
コース全長:1440m
最大傾斜角度:
安全装置:ラップバー
定員:4名×6両 24名 最大2編成運転
総工費:600万ドル
乗車時間:2:30
最大プラスG:
周回数:1
乗車制限:
営業期間:2000/5/21-

森の中を駆け巡るCCI製木製コースター。マウンテンコースターという副題が付いており、森の中である以前に山の斜面に沿って走るというのも特徴になっています。これは、類似のコンセプトのコースターと比べても乗っていて非常に強く感じる要素で、特に巻き上げ頂部に達しても地面がすぐ近くにあり、ファーストドロップから折り返しまでの前半はほぼ斜面に沿ってアップダウンを繰り返します。

ということで、コースはほぼシンプルなアウト&バック。行って帰ってきながらキャメルバックを繰り返します。もちろん全てで気持ちの良い浮きがあり、かなりの回数になります。

さて、乗った日はちょっと自分自身の体調があまり良くなかったのもあるとは思いますが、普通に揺れが激しく感じました。同園内のワイルドキャット(より小型で、なんならミレニアムフライヤー車両にリニューアル済み)の方が激しく、不快に感じるほどではありませんが、とりあえず揺れたという記憶があります。

それが大きなマイナス、という事は無いはずなのですが、当日めっちゃ良かったと思ったはずなのに、時間が経ってみるとあんまり印象に残っていないんですよね。これはおそらく、この実はコースが超シンプルという部分が悪い仕事をしていて、特にアメリカはやはり木製コースター大国。長くてよく浮くアウト&バックというのは、割といっぱいあって、そうなると、ここならではの要素はやはりこの山、森という部分になります。

で、翌年に乗ったホリデイワールドのボヤージュやキングズアイランドのビーストとミスティックティンバーズ。これらは類似の森の中というコンセプトを持ちながら、コースでもより個性を発揮しています。

文章にすると、ずいぶんと気に入らなかったかのようになってしまいますが、改めて、コースターとしては一級品。間違いなく最上位に位置するコースターではありますが、期待を大きく超えてきたコースターでは無かったです。(また結びの言葉でずいぶんと気に入らなかったかのよう度を増していくスタイル)

初乗車:2022/6/30
乗車回数:3回 総合評価:☆☆☆☆☆
お勧め乗車:最後尾>先頭?

そういえばアメリカでは「○○コースター」という固有名詞のコースターはほぼ無く、こんな感じで副題としてついてることは割とよくあります。
1両運転のためこれくらいで30分くらいは並びました。
2×2車両なので、なるべく奇数列に乗りたいところですね。
こんなに客動線の上ほぼ走らないパークでもこの厳しさ
この斜面を登ってどんどん森の中に入っていく巻き上げ、最高にワクワクします。
並んでいるときに見えるのはほぼここだけです。
出口通路から見えるこのアングルは、車両来るの待って写真撮ろうかと思ったのですが、時間も厳しく断念。
復路のストレートは、実はほぼただの連続キャメルバックだけです。
総浮き時間自体はかなり長い方だと思います。

ワイルドキャット/ハーシーパーク

設計/施工:GCI
最高高度:32m
最大落差:26m
最高速度:80km/h
コース全長:970m
最大傾斜角度:
安全装置:ラップバー、シートベルト
定員:2名×12両 24名 最大2編成運転
総工費:500万ドル
乗車時間:
最大プラスG:
周回数:1
乗車制限:
営業期間:1996/5/26-2022/7/31

GCI製木製コースター。その1号機として1996年にオープンし、2022年に終了。2023年よりRMC製ハイブリッドコースター「ワイルドキャットリベンジ」として稼動しています。

また、車両は一般的なPTC車両でオープンし、2007年からクローズまではミレニアムフライヤー車両が稼動していました。同園内には同社製の並走木製コースター「ライトニングレーサー」が2000年にオープンしており、こちらはオープンからミレニアムフライヤーが走っているとのことです。

高さ32mからの右に曲がりながらのファーストドロップに始まり、アップダウンとカーブを繰り返し、エアタイムもしっかりとある、1号機ながら既にGCIらしさがしっかりと完成している優れたコースです。ライトニングレーサーの方が乗り心地は良いのですが、浮きは少なく感じました。個人的には、こちらの方が好みです。

そう、コースは良いのですが、シンプルに振動が多いのがまあ、最大の問題というか、つまり、そろそろ閉めてRMC化を…という判断の最大の要因になった、と思いきや、結構前に乗った人も痛かったという感想をよく聞くので、これはつまり、揺れの多いコースターだったということですね。(結論)

1923年に同園初のコースターとして導入されたワイルドキャットから名前をもらい、以降世界的メーカーとなるGCI社の華々しいデビューとなったコースター。その最終年に乗ることが出来て本当に良かったです。

初乗車:2022/6/27
乗車回数:2回 総合評価:☆☆☆
お勧め乗車:最後尾?

例に漏れずこのエントランスから乗り場までは空いていてもかなりの距離を歩きます。
アメリカではあまり見ない、「ここまで埋まったとして、何分待ちですよ」系の常設表記(30分 って単数形なんだ)
正面のバーベキュー場みたいなところも待ち列です。
このパークは基本的にホームに荷物置き場があります。
PTCトレインでオープンして、2007年よりミレニアムフライヤーに変更されています。
2編成とも赤色です。
例によって走行中の写真ほぼ無いのですが、何より乗れて良かったです!

・同社製類似機種
ケンタッキーランブラー-ビーチベンド
サンダーヘッド-ドリーウッド
ゴールドストライカー-CGA
アポカリプス-SFMM
ライトニングレーサー-ハーシーパーク
インベーダー-BGW

ビースト/キングズアイランド

設計/施工:
最高高度:33.5m
最大落差:43m
最高速度:104km/h
コース全長:2243m
最大傾斜角度:
安全装置:ラップバー、シートベルト
定員:6名×6両 36名 最大3編成運転
総工費:400万ドル
乗車時間:4:10
最大プラスG:
周回数:1
乗車制限:身長48インチ以上
営業期間:1979/4/14-

森の中を駆け巡る巨大木製コースター。高さ、速さも十分凄いのですが、特筆すべきはその長さで、2回巻き上げの2243m。木製世界最長を40年以上保持しているのはもちろんのこと、2000年までは鉄製も含めても世界最長でした。

森の中を駆け巡る、とさらっと書いてしまいますが、類似のコンセプトのコースターは多々あれど、これほど森の中の中まで突き進むコースターは、他にないのではないかと思います。とにかく、元の乗り場どころか、あれ?遊園地どこだっけ?となるほどの大冒険コース、これこそが、最大の魅力です。

私がこのコースターの存在を知ったのは、2002年に発売されたDVD「ハイビジョンジェットコースター」か、その頃見ていたWebサイト「絶叫天国」さんやりちゃあどさんの2003年アメリカ旅行記か、2004年の「ズームイン走力取材!世界の絶叫マシンいちばんこわ~いの決定戦」か、当時はまだまだ現役のサンオブビーストと共に、まさしく世界の2大木製コースターとして語られることが多く、これに乗る、という事は、一つの人生のマイルストーンというか、いや、そんな事を言い出したらこの旅行中乗ったコースターほぼ全てそうなのですが、その中でも特に、やはりビーストだけは乗らずには死ねない。という強い意志を持っての乗車になりました。

はい、こういう前書きは実質フラグなのと、私もローラーコースターフリークとして自分に嘘はつけないというか、こういうのを感情補正だけで語るのもよくないのであれですが、つまり浮きが少ない(というか、ほぼ無い)、トリムブレーキが多く、ただ減速しながら直進するだけの区画が目立つなどが、あります。各コースターに付けている☆の評価数、結構適当に付けてるのもあるのですが、これに関しては珍しくちゃんと迷いました。でも、3にさせてください。

別途そちらでまた述べる予定ですが、例えば、同園内のミスティックティンバーズ。これに乗った時思わず「これこそ本当のビーストの息子だ(It’s REALLY Son of Beast!)」と口にしてしまいました(前の席の人に笑われました)。規模こそ大きく劣りますが、森林疾走の要素を持ちつつ、浮きもバンクカーブもばっちり、中だるみ無しの優れたコースターが同園内に、そして他のパークにも現れた現代だからこそ、それらの”父”たるビーストに、まずは乗ることができて良かった。そして、これからも唯一無二の存在で在り続けてほしい。というのがこのコースターに対して思うことです。

20年乗りたかったコースターに乗ったとなると、どうしても書きたい事が多くて長くなってしまいますが最後にもう一件だけお付き合いください。ビーストは、RMC化すべきか、という件。もちろん、答えはNO。なのですが…

https://youtu.be/ASPRZeaKVDE?si=i9l00fAbR5I7fEhK
こんなただのファンメイド映像に一喜一憂してもアレなのですが、これほぼ確実に世界一のコースターになるんですよね。笑

とはいえ、同じものは二度と作れないので、つまり、ビーストはそのままで、これは別で作ってくださいね。全人類が幸せになります。その時が来ても来なくても、絶対また乗りに行くぞ!

初乗車:2023/6/30
乗車回数:2回 総合評価:☆☆☆
お勧め乗車:夜 先頭?

園の一番奥にあります。足跡マークを辿っていくと乗り場です。
もちろんACEローラーコースターランドマークに認定されています。
36人乗り3両運転なので効率は良いです。
並んでる間はこういうのを読んでいましょう。いっぱい貼ってあります(まあ、読んでないんですけどね)
ここで列が分かれる風の看板がありますが、来園した日は列の先頭まで進んだらスタッフから列を指定される日本に近い運営でした。希望は聞いてもらえます。
乗り場まで来てからまだこれだけキューラインが用意されているの、初利用で知らずにたどり着いたら絶望すると思います。
ほぼ全ての注意看板がビーストのテーマに合わせやすくて良いですね。
2*3の一般的なPTC車輛ですが、背もたれは高めです。6両編成ということで、木製コースターとしては最多クラスの定員です。
赤から黄色にグラデーションになっているのは初期のカラーリングの復刻で、赤単色のイメージが強い人も多いのではないでしょうか。ちょうどその頃、サンオブビーストもこのようなグラデーションの配色になっていました。
大きく右回りでカーブしながら、大冒険に出発です。
他のコースターに負けず劣らず、ほぼここしか見えません。
本当にここしか見えません。
ここしか見えないっつってんだろ!!(コース見学イベントもいつか行きたいですね)
ほんとにこの巻き上げ前の写真だけで終わってしまいます。ナイトライドは最高ですよ。ぜひ乗ってください。花火開催時の運休があるので、ちょっと早めに乗るか、開き直って(花火鑑賞は捨てて)ラインカットギリギリに並ぶかのどちらかになると思います。

なんでわざわざこんなこと書くかというと、乗り終わって花火見て帰る、のつもりが、あと3運転くらいのところで中断されて、花火もろくに見えない待ち列内で1時間弱ストップの刑に処されたからです。あるあるっぽいので、皆さまお気を付けを。打ち上げの20分前くらいには運休入ってたイメージです。

アポロズチャリオット/ブッシュガーデンズウィリアムズバーグ

設計/施工:B&M
最高高度:52m
最大落差:64m
最高速度:117.5km/h
コース全長:1488m
最大傾斜角度:65度
安全装置:ラップバー
定員:4名×9両 36名 最大3編成運転
総工費:
乗車時間:2:15
最大プラスG:4G
周回数:1
乗車制限:身長52インチ以上
営業期間:1999/3/27-

B&M製ハイパーコースター。その第1号機としてオープンし、同年5/1にはSFGAmのレイジングブルがオープン。以降20年以上新設され続ける大ヒット機種のルーツということになります。

高さ52mということで以降の後継機に比べるとやや小ぶりですが、地形を活かした大ドロップで64mの落差を持ち、最高速度も117km/hあり、乗車感としては充分な規模です。パークの敷地から大きく飛び出して森の中を駆け抜けるコンセプトも1機目にして完成しており、これはもう、覇権を取るのは規定路線だったのではないかと思います。

灯り一つ無い森の中を、真暗な闇に吸い込まれていくような日没後の乗車は絶品です。同園内ではテンペスト、パンテオンといった混雑するコースターが多いエリアでダントツで効率が良いのもあり、特にシングルライダーではほぼ待ち時間無しで乗車できました。

初乗車:2022/7/3
乗車回数:約4回 総合評価:☆☆☆☆
お勧め乗車:最後尾>先頭

チャリオットとは古代の戦闘用馬車とのことです。そういうテーマになってる…?
このテントの中もしっかりキューになってます。
待ち列にはこういう系も色々掲示してあるので欠かさずチェックしましょう。
ショルダーハーネスのインバーテッドとか立ち乗りとか作ってたメーカーからいきなりこんな車輛出てきたら衝撃的だったと思います。
シングルライダーはここで待機して、ある程度通常列の乗車が済んだらゲートを開けてもらって、空いてるところに行くように指示されます。ほぼ次の回で乗れます。
まあ、残り時間まで見せるかはさておき、バーが閉まってるかどうかはお客さん自身も見えるように掲示するのは、ありだとは思います。
52mということで、その後普及したサイズに比べると巻き上げ自体はやや小ぶりです。
巻き上げチェーンに負担を掛けない為のファーストドロップ前の直進は、ハイパーではこれとレイジングブルだけでニトロ以降は普通にすぐ落ちるようになっています。
例に漏れず森の中を走る系なのでコースはほぼ見えません。この、最終ドロップ明けのホップしてブレーキも良いですね。
こちらも例に漏れず、B&Mらしく大きな屋根付きの車庫があります。

・同社製ギガコースター
フューリー325-キャロウィンズ
オリオン-キングズアイランド

・同社製ハイパーコースター
インティミデイター-キャロウィンズ
ダイアモンドバック-キングズアイランド
レイジングブルSFGAm
ニトロ-SFGAdv
キャンディモニアム-ハーシーパーク
ハリウッドドリームザライド-USJ

スカイライナー/レイクモントパーク

設計/施工:PTC
最高高度:18m
最大落差:13m
最高速度:
コース全長:731.5m
安全装置:ラップバー、シートベルト
定員:6名×3両 18名 最大1編成運転?
乗車時間:
周回数:1
乗車制限:
営業期間:1987-

中型木製コースター。同園内では最大のコースターであり、というより、あと2つは現存世界最古のリープザディップスと、小型のリルリーパー(2023年終了)なので、ちゃんとしたコースターとしては唯一ということになります。

1987年ということでアメリカの木製としては古いとはいえないくらいですが、乗車時点で35年は経っているという事でまあまあ揺れが…というより、まあ、こういってはあれですが、しっかり痛いコースターです。園自体に受けた印象そのままに、塗装などもハゲている箇所が目立ちます。

コースはというと、敷地を2往復しながらキャメルバックを繰り返す、いわゆるダブルアウト&バック。後列での引きづり込まれも前列での跳ね上げもしっかりある、よく浮くコースターではあります。

来園当日はお目当てのリープザディップスが運休していたからというのもありますが、いわゆるローカル遊園地特有のガラガラ&乗り放題。手持ち乗り撮りし放題でテンション上がって5回も乗ってしまいました。またいつか、リープザディップスに乗りに行く日まで、どうか元気で…

初乗車:2022/6/26
乗車回数:約5回 総合評価:☆☆
お勧め乗車:3両目2列目>1両目2列目

園の1番端にあります。もちろん0人待ち。
こういった看板類は比較的新しそうです。
一般的な2*3のPTC車両。この3列のうち、唯一自分の真下に車輪が無い≒振動がマシな席はどこでしょうか(答えはこの男性が教えてくれます)
アメリカでもこのくらいのパークだとまだホームゲート無しのコースターもあります。
ブレーキはこの下にある2本のライニング部分に摩擦です。
途中まで屋根がある変な180度カーブから巻き上げへ。
高さ18mということですが、同園内の他のコースターの小ささもあり大きく見えます。としまえんサイクロンみたいな話ですね。高さの値も含めて。
90度曲がってファーストドロップへ。
落差は13mとのことです。角度は40度くらいでしょうか。
乗客のリピーター率が上がってくると自ずと各車両2列目ばかり埋まるようになっていきます。
大きく上昇して右カーブ、セカンドドロップへ。
ところ変わって駅舎側での折り返し後
本当にぴったり同じ敷地を2往復って感じですね。
ところで同じ人ばかり乗っている気がしますが、事実です。
お疲れ様でした。

ツイスター/クノーベルズ

設計/施工:
最高高度:30m
最大落差:27m
最高速度:82km/h
コース全長:1200m
最大傾斜角度:
安全装置:ラップバー
定員:4名×6両 24名 最大2編成運転
総工費:300万ドル
乗車時間:2:10
最大プラスG:
周回数:1
乗車制限:身長42インチ以上
営業期間:1999/7/24-

中型木製コースター。その名の通り、コンパクトな敷地でカーブとアップダウンを繰り返すツイスター型のレイアウトになっています。カーブが主体ではありますが途中に用意されているキャメルバックではしっかり浮きがあり、満足度の高いコースです。

そもそも高さ30mに対して全長が1200mもあり、かなり長いと感じます。規模に関して言えば同園の名物である木製コースターフェニックスより大型ということにもなります。規模としては大型ながら2番手、3番手にされがちな園内での扱いなども含めて、ホリデイワールドのレジェンドが近い雰囲気があります。

2回に分けての巻き上げなど、ちょっとした事ですが珍しい要素もあり、地名度は低いですが見所はあるコースターです。フェニックス目当てで来園した際にもぜひ乗ってもらいたいです。

初乗車:2022/6/28
乗車回数:2回 総合評価:☆☆☆
お勧め乗車:最後尾? 奇数列

立体の看板、かわいいですね。
何両運転か教えてくれる看板(便利)(とはいえ、ああ、1か。となるだけ とも)
ラチェット&クランクでも見た(?)ゴールデンボルトだ!
非常に一般的なPTCの2×2車両です。
魚眼レンズで撮っているから、ではなく、本当に乗り場が曲がっています。
先頭にも立体ロゴ!
実は、同園内では最大規模のコースターです。
乗り場にいるとこの巨大傾斜ループが良く見えます。
乗り場にいなくてもよく見えます。ここ以外ほぼ見えないとも言い換えられます。
出口通路から見るのも良いですね。
ほんとにここしかねえんだな写真が
もう1両は赤色のようです。

レジェンド/ホリデイワールド

設計/施工:CCI
最高高度:30m
最大落差:34m
最高速度:95km/h
コース全長:1232m
最大傾斜角度:
安全装置:ラップバー、シートベルト
定員:4名×6両 24名 最大2編成運転
総工費:300万ドル
乗車時間:2:00
最大プラスG:
周回数:1
乗車制限:身長48インチ以上
営業期間:2000/5/6-

CCI製木製コースター。同園としてはレイブンに次いで2機目のCCI木製であり、以降2006年には後継のグラビティグループ社製ボヤージュを導入しています。ボヤージュは支柱が鉄のハイブリッドコースターではありますが、実質的にはこの3機で3大木製コースターのような扱いになっています。

それらの中でもある意味最も語られる事の少ない本機ですが、規模は大きく浮きもしっかりあり、他2機に負けず劣らず森の中を駆け抜ける爽快感もばっちりの、充分に楽しめるコースターです。カーブが中心のいわゆるツイスター寄りのレイアウトになっているのが特徴といえます。

クノーベルのツイスターに乗ったときも、同園内のフェニックスが有名すぎて相対的に過小評価されているのでは?と思ったのですが、このレジェンドも良く似たポジションのように感じます。シンプルに待ち時間も一番少ないので(立地は1番良いのに)、ぜひサクッと乗りましょう。

初乗車:2023/6/28
乗車回数:2回 総合評価:☆☆☆
お勧め乗車:6両目前列?

このパーク、入園口に1つテストカー置いておけばいいのでは?笑(入って早々メイン3機乗れなくなった人の気持ちを考えよう)
待ち列はほぼ屋根なしです。
この日動いていた中では一番空いていました。
一般的なPTC車輛です。
レイブン同様、ハロウィンエリアにあるコースターです。
巻き上げは結構高めです。
頂部に旗が立っているのは色んなパークにありますが、カラーリングが独特
ファーストドロップもなかなかいい落差があり、そのまま左カーブへ。
コース後半はほぼ園内から見えません。プールエリアやフリュームライドから一部見えるのみです。ツイスター寄りのレイアウトで迫力満点!

ウッドゥンウォーリア/クアシーアミューズメントパーク

設計/施工:グラビティグループ
最高高度:10m
最大落差:11m
最高速度:56km/h
コース全長:377m
最大傾斜角度:48.5度
安全装置:ラップバー
定員:2名×6両 12名 最大1編成運転
総工費:
乗車時間:
最大プラスG:
周回数:1
乗車制限:身長42インチ以上 48インチ未満付き添い要
営業期間:2011/4/23-

グラビティグループ製小型木製コースター。同社としては高さ10m以下の小型は初であったのと、オープン日からすると、おそらく世界初のティンバーライナー車両が導入されたコースターではないかと思います。同年5/7には、スウェーデン、グローナルンドのツイスターがオープンしています。

私にとってもこの車両は初乗車になりましたが、コンセプトが比較的近いGCI製のミレニアムフライヤー車両に勝るとも劣らない、開放的で座りやすい良い車両だと思いました。そして何よりこのコースター、規模は非常に小さいながらも浮きもバンクカーブもしっかりあって、トンネルなど視覚変化もあり、大変楽しめました。高さ10m、全長400m未満というスペックでは最上位クラスの充実度だと思います。身長制限も42インチ(107cm)以上ということで小さな子供も楽しそうに乗っていてとても幸せな気持ちになります。

アメリカに行くと割とどの遊園地にも小型木製コースターがあって、そのほとんどがどちらかというとレトロ路線なのに対し、こちらは比較的新しいだけあってしっかり楽しめる、ちゃんとしたコースターです。このパークは実質これに乗るために行くということになりますが、SFNE、レイクコンパウンスからは比較的近く、ちょっと頑張れば3パーク1日も狙えますので、ぜひ。(ちょっと頑張る必要はあります。)

初乗車:2022/6/30
乗車回数:2回 総合評価:☆☆☆
お勧め乗車:最後尾?

ウォーリア(戦士)ってそういう系のなんだ
ちょっと分かりづらいですが左が入口です。
結構注意書きは多いです。
1両運転ですので、待ちが12名以内の時に並びたいところですね。
ついに!ティンバーライナーに!!
最後尾にいるスタッフ風の人、というか、スタッフ、普通に並んで、乗ってます。いいですね(?)
本当に、高さ10mなんですよね。
そういえば、アメリカの人ここにロゴ付けるの好きな気がします。レイブンとか(まあ、その2例くらいな気も)(八木山コークを見たアメリカ人「日本人そこにロゴ付けるの好きな気がします」)
例えば鉄製だと、ラグナシアのアクアウィンドとか乗った時に、他の大型コースターの後半の1シーンを切り取ったような、という表現をよく使うのですが、まさに、木製版のそういう感じ。
こういうトンネルの配置なんかも含めて、メジャークラスの木製の後半っぽいんですよね。
ここから写真撮ってね、みたいなデッキがあるので、そこから
駅舎の横を通り過ぎて、もう一度折り返してきて終了です。
面白さ÷規模で言ったらかなり満足度は高いと思います。

・同社製類似機種
ケンタッキーフライヤー-ケンタッキーキングダム

サンダーバード/ホリディワールド

設計/施工:B&M
最高高度:43m
最高速度:97km/h
コース全長:925m
安全装置:ショルダーハーネス
定員:4名×5両 20名 最大2編成運転
総工費:2200万ドル
乗車時間:1:18
周回数:1
乗車制限:身長52インチ以上78インチ以下
営業期間:2015/4/25-

B&M製ウイングコースター。レールの左右に分かれて乗る、乗客の上にも下にもレールが無い状態で走行する車両が特徴の機種です。そんなウイングコースターどころか、B&M製全体でも2024年現在これと、イギリス チェシントンワールドオブアドベンンチャーのマンドリルメイヘムの2機のみの特徴として、LSMによる急加速から始まる事があります。これはですね、シンプルに最高なのでぜひもっと導入されてほしいです。(以降約10年全く増えていないという事は…)

マンドリルメイヘムには乗っていませんが、複数回加速で最高速度72km/hということで、3.5秒で97km/hまで加速するこちらの方が数字的には圧倒的に上というか、ほぼ世界唯一の仕様ということになります。また、ホリデイワールドとしては2006年のボヤージュまで木製コースターを3機導入し続け、ついに鉄製…!と思ったのを覚えています。

そんな変り種であることに加え、同園の他のコースター同様、森の中を駆け抜ける視覚効果も加わり、更に造形物として納屋にぶつかりそうになる演出などもあり、楽しめます。

独特の締め付け感があるハーネスに嫌悪感があり、あまりこの機種を好きになれない私ですが、これに関してはかなり気に入りました。園の最奥地にあるため比較的空いている印象です。1日2回ここまで来るくらいならと思って3回連続で乗ってしまいました。

初乗車:2023/6/28
乗車回数:3回 総合評価:☆☆☆
お勧め乗車:先頭 

入口はちょうどこの発車口の下あたり ボヤージュのエリアから更に奥です。
ロールバックは正常です のご案内ももはやお約束
左右振り分けにスタッフがいないので、混雑が変わらなそうであれば乗りたい方に行きましょう
このパークはこういう案内も丁寧です。
ウイングコースター特有の広々とした乗り場です。
1区画前に進んで、そこから発車していきます。
ウイング×急加速、最高です!
LSMで3,5秒で97km/hということで、強烈さより気持ち良さが勝る加速です。
42mのインメルマン、つまり、このコースターの最高高度は逆さ向きで迎えるということになります。
つまり、このインメルマン後の下りがこのコースターの最大落差です。
38mの垂直ループ!
はい、後半の写真は例によって森の中のためありません。ゼロGロールとインラインツイストがあり、納屋に突っ込む演出などもあります。
ここはライドフォトも比較的盛んに売っていたのですが、ボヤージュ同様、よくないハンドサインの方の写真が容赦なく消されていて残念な感じになっていました。

・同社製類似機
ゲートキーパー-シダーポイント
ワイルドイーグル-ドリーウッド
XフライトSFGAm

ジャージーデビルコースター/SFGAdv

設計/施工:RMC
最高高度:39m
最高速度:93km/h
コース全長:914m
最大傾斜角度:87度
安全装置:ショルダーハーネス
定員:1名×12両 12名 最大4編成運転
乗車時間:
周回数:1
乗車制限:
営業期間:2021/6/13-

RMC製シングルレールコースター。機種名としてはラプタートラックと言い、2018年からより小型のモデルが3機製作された後、ついに待望の大型として製作されました。

具体的には高さが7mほど高くなり、もちろん速さも上がっていますが、体感的には、全長と車両の長さがちょうど1.5倍ほど長くなっているのが顕著に感じます。充分な長さのあるコースターです。

さて、乗り心地は非常にスムーズで、浮きもいっぱいある、しっかり楽しめるコースターです。この機種自体初の利用ではありましたが、I-Box初乗車の時のような感動は無く、まあ、普通の良いコースターという印象でした。

1年後、カリフォルニアズグレートアメリカでより小型のレイルブレイザーに乗ってみてびっくり。こちらの方が圧倒的に面白いと感じてしまいました。詳細はそちらのページをご覧のうえ…

つまり、レイルブレイザーなどの小型版が激しすぎると感じた方にはこちらの方がお勧めというのと、12名乗りとはいえ乗り場で無停止の4編成運転は一見の価値有り!来園した日はガラガラだったのですが、これならかなり効率も良いのではないかと思いました。

初乗車:2022/7/1
乗車回数:2回 総合評価:☆☆☆☆
お勧め乗車:最後尾>先頭

この園は1回1ドル、園内周遊でも8ドルと、まあ比較的良心的な設定ですが、その代わり入口でのチェックも厳しく感じます。
そもそも比較的低コストなコースターを入れてる時点で、という話ではあるのですが、入口回りも比較的さっぱりしています。
乗り場は無停止で進みながら乗り込み、どんどん発車していきます。これはすごい!国内ではコースターに限って言えばUSJのスペースファンタジーザライドだけがまあ、比較的類似の仕様です。
高さ39mということで、この機種としては大型ですが、同園内においては小型寄り。写真で見ると、レールの小ささから相対的に大きくも見えます。
78度のファーストドロップに続いてダイブループで折り返し
大キャメルバック、ゼロGストールときて今度は……普通のカーブです。
続いてゼロGロール。比較的おおらかな動きが続きます。

・同社製類似機種
レイルブレイザー-カリフォルニアズグレートアメリカ