マッドマウス/宮崎市フェニックス自然動物園

設計/施工:谷口製作所
最高高度:
最高速度:
コース全長:320m
安全装置:
定員:2名 最大4編成運転
乗車時間:
周回数:1
乗車制限:3歳以上 5歳未満付き添い要
営業期間:1971-

1971年オープンのマウス系コースター。2021年現在においては、国内では地味に4番目に古いコースター、そして、最古のマウス系コースター、ということになります。
そして何より、日本最南端コースター。この肩書で認識している人は多いかと思います。普通に、宮崎鹿児島で唯一のコースターでもあります。

さて乗ってみると、マウス系らしい急ターンこそほぼ無いものの、見た目より乗車時間が長く、不快な挙動もほぼ無い、十分に楽しめるコースターでした。
大人二人はさすがに狭いので、1人での乗車が良いですね。とはいえ、園の1番人気ということでぼちぼち並んでいることも多いため、できるだけ空いている時に乗りたいものです。

来園時は、相も変わらずジェットコースター好きの愉快な仲間たちと乗り、高速での最終ストレートからのブレーキがCedar PointのTop Thrill Dragstar(最高時速193km/h)みたいだとか言ってゲラゲラ笑っていました。
そんなバカな話はせずとも、十分に乗車に値するコースターであると思います。九州南側の全てを背負って、これからも頑張り続けてほしい限りです。

初乗車:2020/12/29
乗車回数:2回 総合評価:☆
お勧め乗車:1人乗車

意外に珍しい乗り場が平地にあるコースターです。
意識高い系地方園あるある、注意書きがよっぽど大手園より多い。
全長だけさらっと教えてくれます。
雨には弱いようです。
カラフルで可愛い車両です。
巻き上げ部だけ青色に塗られています。
尻尾も付いていて可愛いですね。
頂上に着くとまずはゆるやかに折り返してファーストドロップに向かいます。
遊園地のメインエリアからはこの部分だけよく見える感じす。
コースはアップダウンとカーブの繰り返しで、いわゆるマウス状のカーブコースはありません。
意外にロングランに感じます。
最終ブレーキは長い直線になっています。
本線に4台並んでいますが、基本的には1台づつ走らせています。

ダークナイト/シックスフラッグス・グレートアメリカ

設計/施工:マックライド
コース全長:370m
安全装置:ラップバー
定員:4名 最大8台運転?
乗車時間:2:00
総工費:$7,500,000
周回数:1
乗車制限:
営業期間:2008/5/21-

マックライド製屋内マウスコースター。機種としてはコンパクトモバイルと呼ばれる移動遊園地用などにも使われる標準的なもので、コースはほぼ、ナガシマスパーランドなどにあるワイルドマウスと同様です。

同園としては唯一の屋内コースターで、マウス系としても、2013年にスピニングマウス型のレイジンケイジャンがSFAmに移設されてからは唯一となっています。

バットマンのダークナイトがテーマになっており、特に待ち列などはかなり造形が凝っています。コース中の演出はまあ…想定の範囲内でこそありますが、もちろん無いより圧倒的に良いと思います。私としては、ほぼ同タイミングでオープンしたSFGAdvの同機種に乗車済みでしたが、乗車感はほぼ同じで、待ち列のプレショー演出が若干SFGAdv版の方が上だと感じたという所です。

というわけで、混んでいたら乗らないつもりで目の前を通ったら、明らかに空いている。後でわざわざ戻ってくるのも…と思い、意図せず入園して1機目の利用、2022年のアメリカ旅行全体でも最初のコースターになりました。開園から入る場合は、大人しくマックスフォースやゴライアスに直行するのが正解だと思います。

初乗車:2022/6/23
乗車回数:1回 総合評価:☆
お勧め乗車:前列

待ち列の造形が普通にちゃんとしてるのはさすがです。
SFGAdvで乗った時に結構感動した立派なプレショーは無しですが、インナーキューもかなり凝っています。
もしかしたら、こういう大部屋が元プレショー室説も…?
実際、4名定員なのでこれ全部並んだらかなり待つと思います。
この日は幸いこの最終ストレートだけで、1分待ちくらい。
コースの造形はSFGAdvとほぼ同じだったと思います。

・同一コースレイアウト、同一テーマ
ダークナイト-SFGAdv,SFM

・同一コースレイアウト
ワイルドマウス(右側レーン)-ナガシマスパーランド など

・ミラーレイアウト
ワイルドマウス-エキスポランド など

マッドマウス/仙台ハイランド

設計/施工:
最高高度:
最高速度:
コース全長:
安全装置:シートベルト
定員:2名 最大3編成運転?
乗車時間:
周回数:1
乗車制限:
営業期間:-2015/8/30

一般的なマウス系コースター。
H鋼のような旧型のレール(チャンネルレール)が使われており、筒状の新型レールのものよりカクカクとした挙動が味わえました。
こういったザ・旧型マウス!というコースターは、日本のコースターファンのほとんどが訪れる山梨県 富士急ハイランドにその最大規模と言える
ものがあったおかげで、誰もが共通認識として乗ったことがある種類のコースター、と位置付けられてきましたがそれも今は昔。

初乗車:2010/3/28
乗車回数:約2回 総合評価:星ゼロ
お勧め乗車:特に無し

シンプルですが乗り物自体は綺麗だったと思います。
本線には3両出ていました。
この頃のマウスあるあるで、いわゆるマウスらしい動きは意外に少なめ
印象に残っていることは少ないコースターですが、まあ乗れてよかったということで。

クレイジーマウス/北見ファミリーランド

設計/施工:トーゴ
最高高度:12.5m
最高速度:50km/h
コース全長:376m
安全装置:ショルダーハーネス
定員:4名 最大3編成運転?
乗車時間:1:20
最大プラスG:5.1G
周回数:1
乗車制限:身長110cm以上
営業期間:

トーゴ製ミニループコースター。ほぼ同型機が埼玉県 東武動物公園とかごしまジャングルパークの計3か所に設置され、2020年現在ラスト1台となっています。
また、後継機であるループ&コークという機種が道内の円山キッドランドに設置され、同園のクローズと共にインドネシアに移設され、現役です。これも、絶対に死ぬまでに乗りに行ってやる。(追記:2018年にクローズ済みとのことです。残念!)
カリフォルニア州 ナッツベリーファームに導入されたウインドジャマ―サーフレーサーズという並走型の後継機が不具合多発につき短期間で廃止された、という話も有名ですね。
つまり、世界に5機設置された同系統の中で、生き残りは世界でも2か所、国内では唯一、ということになります。

さて、同じ名前のコースターというだけであれば、国内にもひらかたパークなどにあり、マッドマウス、ジャングルマウス、ワイルドマウスなど似た名前の機種はあります。
それらとの違い、この機種だけの最大の特徴は、現地で見れば一目瞭然、これだけの小型コースターでありながら垂直ループを有する、ということです。
というより、いわゆるマウス系と言われる、バンクの無い急カーブを繰り返す動きは中盤に申し訳程度にちょっとあるだけで、後半も同社製コースターの魅力を凝縮したようなレイアウトです。
特に最終ストレートでグッと高度を落としてからの2連極小キャメルバックでは気持ちのいいエアタイムがあり、トータルでの満足度を大きく上昇させています。

関東で生まれ育った私にとって、東武動物公園での同機の存在はとても大きく、初めてそれに乗った時は、垂直ループ自体初だった事もあり、大変な衝撃を受けました。
それだけに2009年、終了のリリースがあった時には大変悲しい気持ちでした。あれから10年以上経ち、こうしてもう一度乗ることが出来て本当に良かったです。
厳密には、東武動物公園の物は1号機として若干の相違点があり、垂直ループ後、わずかながら第2巻き上げがありますが、こことかごしまジャングルパークではそこがちょっとしたアップダウンになっています。
当然、それに続くコースも若干速くなっているはず…ここの違いまでは認識できませんでしたが、一瞬とはいえクールダウンしてしまう減速が無いぶんこちらの方が上であると言えます。
中盤にあるネコの造形を通過するときに、ニャ~!と鳴き声がする演出、失礼ながら、まさかこれまで生きていると思いませんでした。
車両もピカピカで、とても大切にされていることを感じました。なんとしても、守り続けてほしいと思います。


初乗車:2020/10/7
乗車回数:約5回 総合評価:☆
お勧め乗車:前列

乗り場の構造から、東武動物公園と完全に同じです。
看板などはかなり綺麗です。
「安全バンド」という表現も、トーゴランドならではですね。
どの車両もオリジナルのデコレーションがされています。
このファーストドロップからの垂直ループはやはりこの機種ならではの魅力があります。
第2高点でミニ巻き上げがなく、小ドロップになっているのが東武動物公園との相違点です。
猫の造形を通過する時のSEも生きていたのは感動!!
この2連キャメルバックもかなり好きです。

ゴーゴースニーカー/ルスツリゾート

設計/施工:トーゴ(日)
最高高度:6.5m
最高速度:24.5km/h
コース全長:237m
安全装置:シートベルト
定員:2名 最大3編成運転
乗車時間:1:40
周回数:1
乗車制限:身長105cm以上 4歳以上110cm未満付き添い要
営業期間:2005/4/28~

2人乗りミニコースター。奈良県 近鉄あやめ池遊園より移設。
同園内の”マッドマウス”がマウス系らしい180度ターンなどが無いのに対し、このゴーゴースニーカーではいわゆるマウスコースターらしい動きがふんだんに取り入れられている、というより、これぞマッドマウス!というシンプルなコースになっているのが特徴です。

こういったいわゆるマウスコースターはH鋼のような旧型のレール(チャンネルレール)が用いられているものも多いですが、こちらは新型のレール(パイプレール)が使われており、比較的新しい機種と推測されます。そのため、マウスらしいガタガタとした不安を煽る乗車感は少なく、滑るように駆け抜けていきます。

スニーカーを模した車両の愛らしさもあり、同園内では最も対象年齢が低いコースターとして位置づけられています。


初乗車:2016/7/14
乗車回数:約2回 総合評価:星ゼロ
お勧め乗車:1名乗車

靴の車両可愛いよなあ
キッカーモーターの代わりにチェーン